<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 新樂府 天可度	惡詐人也>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 天可度>
<BookPage: 106-108>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
天可度，
地可量，
唯有人心不可防。
但見丹誠赤如血，
誰知僞言巧似簧。
勸君掩鼻君莫掩，
使君夫婦爲參商。
勸君掇蠭君莫掇，
使君父子成豺狼。
海底魚兮天上鳥，
高可射兮深可釣。
唯有人心相對時，
咫尺之間不能料。
君不見李義府之輩笑欣欣，
笑中有刀潛殺人。
陰陽神變皆可測，
不測人間笑是瞋。
<End Poem>
<Translation>
天は測量できるし 地も測量できる。ただ人間の心だけが推測して予防できないのだ。見たところでは血のように赤い丹誠だけのようだが うそが上手での舌のようにうまいことをいうものがいる。だから鼻をかくせとすすめられてもかくすな。君たち夫婦を永久にへだててしまうぞ。蜂をとれといわれてもとってはならぬ。君たち親子を総独のようにかみあわすぞ。 海底の魚や天上の鳥なんか 高けりゃ射たらよいし、深けりゃ釣れる。ただ人間の心はむかいあって 距離が一尺でも推量できないものだ。見ろ、李義府などは笑ってにこにこしていたが その笑いの中には刀があってこっそり人を殺したのだ。陰陽のことや神変ふしぎはみな推測できるが 人間の笑いがじつは怒りだということは推測できないものだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
天は測量できるし 
地も測量できる。
ただ人間の心だけが推測して予防できないのだ。
見たところでは血のように赤い丹誠だけのようだが 
うそが上手での舌のようにうまいことをいうものがいる。
だから鼻をかくせとすすめられてもかくすな。
君たち夫婦を永久にへだててしまうぞ。
蜂をとれといわれてもとってはならぬ。
君たち親子を総独のようにかみあわすぞ。
海底の魚や天上の鳥なんか 
高けりゃ射たらよいし、深けりゃ釣れる。
ただ人間の心はむかいあって 
距離が一尺でも推量できないものだ。
見ろ、李義府などは笑ってにこにこしていたが 
その笑いの中には刀があってこっそり人を殺したのだ。
陰陽のことや神変ふしぎはみな推測できるが 
人間の笑いがじつは怒りだということは推測できないものだ。
<End Formatted Translation>